リンパ腺の腫れがずっと続いていて、病院にかかりつつ、
なんとなく調子悪かったのだけど、今日は急ぎの仕事が
なかったので一日横になってかなり回復した。
それで、寝ながら三浦大知先生のアルバム『球体』を
やっと聞いたけど、いやーびっくり。
すごくいいじゃん!
数年前まで「お前を俺のものにしてやるぜ」的なエロい
歌ばかり歌って女子たちに「う、生まれちゃうー!」って
絶叫させていたと思ったら、
結婚したとたん「ふれあうだけで…守りたい、あなたを」
みたいなハートフルな感じになって、
子供が生まれたと思ったら、「エキサイ! エキサイ!」
って仮面ライダーのテーマを歌いはじめて、大ブレイク
しちゃったから、それはそれでいいんだけど、
若干、もう後姿を見送るような気分になっていた。
ところが、『球体』いいじゃん。
音がロンドンとかのR&Bっぽくて、ちょっと北欧っぽい感じ
も入ってて、いつか聞いた日本のなにかの挿入歌のような
雰囲気もありつつ、未来的な感じもあるという。
デジタルアートを使った舞台で、ダンスの独演をしてるって
のもまた、大知先生らしいし。
これ、アナログ盤出したらDJがかけるし、海外でもいけそう
な感じすら漂ってるよ。
実は、海外と言っても別に英語で歌うことないんだって、
「防弾少年団」のブレイクではっきりしたんだよね。
あれは映像美術にすっごく力入れてて、そこにダンスと
ビジュアル、「いまの時代、これでしょ!」ってのがあって
韓国語のまま海外でキャーキャーなんだと思うけど。
日本人だって日本語の歌とダンス表現で勝負すればいいの
じゃないのかなあ。